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優待株の購入タイミングはいつ?利回りを高めるための買い時とは


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優待株は少しでも利回りを高めるために1円でも安く購入したいものです。

 

しかし、人気の優待株であればあるほど多くの投資家が狙っているため、なかなか株価が下落しないのも事実。

 

そんな優待株でもいくつかの状況の元では大きく下落するチャンスは確かにあります。

 

今回は優待株が下落し、利回りを高めることができる可能性が高いタイミングを3つ紹介します。

 

 

 1.権利落ちのオーバーシュートを狙う

1つ目の株価が大きく下落しやすいタイミングは権利落ちです。最も優待株が下落しやすいタイミングでしょう。

 

権利落ち日はチャンス

 

優待を貰うためにはその企業の株を権利付き最終日に保有している必要があります。

 

その日に株を保有していれば良いので翌日(権利落ち日)からは売却しても構いません。

 

そのため、権利落ち日には今まで好調を保っていた優待株が売り込まれる可能性が高いのです。

 

人気優待株ほどその傾向は強く、高利回りで購入できるチャンスであることに間違いないでしょう。

 

いくら権利落ちと言えど、少しの下落で購入してはいけません。オーバーシュート(大幅下落)を狙うのです。

 

権利落ちはいっせいに売られるため、焦って狼狽売りしてしまう投資家が多く居ます。その狼狽売りのタイミングで冷静に拾うのがポイントです!

 

権利落ちのオーバーシュートでうまく拾うことができれば優待利回りを高める効果があるだけではありません。

 

優待株は次の権利付き最終日に向けて株価が上がっていく傾向にあるため、値上がり益を狙うこともできます。

 

勢いよく売り込まれている株を購入するには勇気が必要ですが、その分大きなリターンが見込めるので狙うべきタイミングでしょう。

 

デメリット

 

権利落ちを狙う手法では以下の3つのデメリットがあります。

  • 1回分の優待を逃してしまう
  • 優待獲得までが長い
  • 必ずしもオーバーシュートするわけではない

権利落ちを狙うため、1回分の優待獲得チャンスは逃してしまいます。そして次の優待は銘柄によっては半年、長ければ1年待つ必要があります。

 

そしてせっかく1回分の優待を逃してまで権利落ちまで購入を我慢したのにそれほど株価が下落しなかったなんてこともよくあります。

 

これらのデメリットを踏まえて購入タイミングを検討してください。

 

しかし、権利落ちのオーバーシュートは先ほど挙げた3つのデメリットを感じさせないほど、おいしいのでオススメできるタイミングの1つです。

 2.一時的な悪材料を狙う

2つ目の株価が下落しやすいタイミングとして一時的な悪材料が挙げられます。

 

一時的な悪材料とは?

一時的な悪材料とは基本的に特別損失に該当するものを言います。

 

 特別損失には以下のようなものがあります。

  • 固定資産除却損
  • 固定資産売却損
  • 投資有価証券売却損
  • 投資有価証券評価損
  • 減損損失(注意)

 まだまだあるのですが、よく目にするのはこの辺りでしょうか。

 

どれも特別損失に該当するものであり、大きく株価を下落させる材料です。しかし、これら全てが一時的なものだから長期的に影響しないと言い切れるわけではありません。

 

全てを説明することはできないので、最も投資家が注意しなければならない減損損失について説明します。

 

減損損失には注意が必要

先ほど挙げた特別損失のリストの一番下に「減損損失」があります。

 

この減損損失とはある固定資産の価値を下げることによって発生する特別損失です。

 

ある固定資産とはその企業によって該当するものは異なり、土地、建物、機械、店舗など様々です。

 

飲食店の例

なぜ固定資産の価値を下げることになるのか、ここでは飲食店の店舗を例に減損損失を説明しましょう。

 

飲食店を運営する企業はそれぞれの店舗にいくらかの売上を期待して出店しています。例えばA店は年間2億円ぐらい売り上げるだろうな~って感じです。

 

つまり出店した段階では年間2億円を売り上げるだけの価値がある店舗といったわけです。

 

もちろん本当にそれだけ売り上げるかは1年後にならないと分かりませんが、店舗の価値としては2億円の売り上げで計算します。

 

本当に年間2億円のペースで売り上げていれば何も問題はありません。問題になるのは予想していた2億円より大幅に下回る時です。

 

例えば、A店には2億円の売り上げを期待していたのにこのままのペースでいくと1億円しか売り上げることができなさそうだぞ。それも回復は見込めそうにない。

 

このような状況の時に減損損失が発生することになります。なぜなら年間で2億円売り上げがある店舗として価値を計算していたのに実際は半分しかないからです。

 

つまり、減損損失とは固定資産の収益力が大幅に低下した際に発生する特別損失なのです。

 

 なぜ減損損失には注意が必要なのか

減損損失は特別損失の一種でありながら、実態は特別損失でない場合があるのです。

 

特別損失とはあくまで一時的な要因のことを言います。確かに減損損失が発生するのは一時的であり、今期に発生したら来期や再来期には発生しない可能性が高いです。

 

しかし、そう単純ではないのが減損損失です。

 

先ほどのA店を例を思い出してください。A店は収益力つまり、売り上げが低下したことによって減損損失を発生させていました。

 

この減損損失は確かに今期にしか発生しませんが、企業にとって重要な収益力が低下したことには違いありません。

 

企業が期待していた収益力を見込めなかったのですから何かしらの異変が起きていることになります。

 

1店舗ぐらいならよくある話ですが、あまりにも減損損失が多額の場合は経営自体に異変が起こっている可能性が高いので、内容をしっかりと見極める必要があります。

 

 もちろん、特別損失は減損損失以外にもありますので、一番判断がむずかしい減損損失を狙わなくても、分からない方は他の特別損失が出たタイミングを狙っても良いでしょう。

 

 3.市場の急落(暴落)を狙う

 これは言わずと知れた優待株を狙っている投資家にもっとも”おいしい”と思われるタイミングでしょう。

 

いくら優待株でも急落や暴落には勝てません。狙える頻度は高くありませんが、最も大きなリターンを見込むことができます。

 

2018年12月の急落

 2018年12月は市場が大きく荒れた月でした。年末には少し持ち直したものの、12月1日からは1か月間で日経が最大3,500円も下落しました。

 

これほど優待投資家にとっておいしいと思わせるタイミングはそうありません。

 

実際に優待株がどのような動きをしたのか見てみましょう。

 

すかいらーくの例

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楽天証券-マーケットスピード-株価チャートより

矢印の引いてある区間が急落のあった2018年12月1日から2018年12月31日までです。

 

 勢いよく下落していることが分かります。そしてなんと、すかいらーくの権利付き最終日は12月25日です。

 

通常、すかいらーくほどの大人気の優待株は権利付き最終日に向けて株価は上昇していくものなのですが、さすがのすかいらーくも急落には勝てません。

 

 

おいしい急落(暴落)

 市場の急落や暴落はそうそう狙えるものではありません。

 

しかし、最近はアルゴの台頭によって市場が荒れることが多いため、市場の急落を狙える可能性が高くなっているのも事実です。

 

 ただ、問題は多くの投資家が逃げている中、購入にすることができるかどうかです。

 

優待株を狙う以上はこれができなければなりません。

 

人の行く裏に道あり花の山

 

これを忘れず、市場の急落や暴落があっても購入に向かいたいものです。

まとめ

今回は以下の3つを優待株の購入タイミングとして紹介しました。

  • 権利落ちのオーバーシュート
  • 一時的な悪材料
  • 市場の急落(暴落)

 これらはどれも多くの投資家は嫌がるモノです。

 

しかし、優秀な投資家は目を輝かせてこれらを楽しみに待っています。

 

優待株を狙うからには私たちも株価の下落をチャンスと思えるようになりたいですね。