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【株主優待】大人気すかいらーく株は買うべき? | 4つの購入基準


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楽天証券-マーケットスピード-株価チャートより


これはすかいらーくの週足チャートです。2019/2/5日現在は株価1,832円で取引を終えています。

 

今回は優待株として人気の高いすかいらーくについて、優待株を購入する際の4つの基準を照らし合わせると共に、私ならいくらで購入するかについても言及していきたいと思います。

~優待株購入4つの基準~

基準1:税引き後総合利回り3%以上

基準2:業績が堅調

基準3:充分なキャッシュ

基準4:納得のできる株価

4つの購入基準についての選定理由や意味はこちらの記事をご覧になってください。

 

www.yutaso.net

 

 

基準1:税引き後総合利回り3%以上

まずは優待を見てみましょう。すかいらーくの株主優待は同社が運営する飲食店で使用可能な食事券です。権利確定月は6月と12月の年2回。保有株数に応じて貰える優待金額が増加します。

(6月)
100株~   3,000円
300株~   9,000円
500株~ 15,000円
1,000株~ 33,000円

 

(12月)
100株~    3,000円
300株~  11,000円
500株~  18,000円
1,000株~  36,000円

 

 では現在の株価で優待利回りはどれほどになるのか確かめます。(現在の株価:1,832円)


100株保有者  3.2%
300株保有者  3.6%
500株保有者  3.6%
1,000株保有者 3.7%

 

なんとビックリ!通常、優待株の場合は保有株数が増加すればするほど利回りは落ちます。しかし、すかいらーくの場合は利回りが良くなるんですね!

 

さらにすかいらーくは配当も出しています。

 

配当利回り

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すかいらーくは1株あたり38円の配当を予定しています。つまり、配当利回りは2%です!

 

配当利回りは保有株数に関係なく常に一定です。

 

とは言え、配当金には20.315%が課税されますので、実質約1.6%ほどです。

 

100株保有者の場合、税引き後総合利回りは4.8%になります。

 

基準1の税引き後総合利回り3%以上は余裕でクリアです。

 

基準2:業績が堅調

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すかいらーくIRニュースより

 これは2019年1月に発表された月次レポートです。

 

昨年1月から12月の累計では全店売上高+3.5%、既存店売上高+0.4%ですので売上は堅調といったところでしょう。

 

ただ、利益に問題があります。

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すかいらーくIR情報2018年12月期より

これは昨年11月に発表された2018年12月期第3四半期のものです。本決算は2月半ばぐらいに発表されると思われます。

 

営業利益が大きく落ちていることが分かります。もちろん経常利益、1株益も大きく減少しています。

 

私は優待株でも業績が堅調な企業しか保有したくないのでこの段階で買うべきでない判断になります。

 

基準3:充分なキャッシュ

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すかいらーくIR情報2018年12月期より

2018年12月期第3四半期のキャッシュフロー計算書です。(営業キャッシュは除く)

 

一番下の「現金及び現金同等物」の欄を見てください。金額は16,031百万円です。

 

それに対して下から7行目ほどにある「支払配当金」7,310百万円です。おそらく今期も同水準で推移するでしょう。

 

こう見ると現金は年間配当金の約2倍しかないんですね。

 

配当を継続するなら最低3倍、欲を言うなら5倍はほしいところです。

 

この水準はさすがにギリギリ過ぎるので、利益を圧迫している優待券か、配当のどちらかは改悪されるかもしれません。

 

よってキャッシュ面でも買うべきではないと判断されます。

 

充分なキャッシュの例

 同じく優待株として人気のビックカメラも1%以上の配当金を出しています。

 

そしてすかいらーくとは違ってキャッシュが豊富。

 

なんと年間配当金総額の約10倍のキャッシュがあるのです!気になる方はぜひこちらの記事を参考にしてみてください。

www.yutaso.net

基準4:納得のできる株価

ここまで3つの基準を見てきました。

 

優待利回りは基準をクリアしましたが、業績面とキャッシュでは購入すべきでないと判断しました。

 

しかし、最後に物を言うのは株価です。極端な話、すかいらーくの株が1円で売られていたら私は迷わず買います。

 

そんなことはあり得ませんが、要するにもし購入を検討しているなら悪い業績、悪いキャッシュであることを考慮したうえで納得のできる株価で購入すべきです。

 

ゆうたその購入水準は?

私は基本的に、基準1~4のすべてを満たす優待株しか購入しないのでよほどのことが無い限りはすかいらーく株を購入する気にはなりません。

 

少なくとも総合利回り5.2%(税引き後4.8%)のためにこれほど大きなリスクを抱えることはできません。

 

最悪のケースを考え、業績悪化がこのまま進む前提、キャッシュが改善しない前提で決めると総合利回り7%以上は欲しいところです。

 

つまり株価:1,400円です。

 

それほど今のすかいらーくはヒドイと私は認識しています。

 

購入の際は充分に注意すべきでしょう。